固定回線や料金プランを選ぶときのモバイルデータ通信量(ギガ)の考え方
現在の携帯電話料金は通話時間と高速データ通信量(モバイル通信)の二つから決まる仕組みになっています。
大まかでいいので自分が一か月で必要なデータ通信量を把握しておけば、無駄のない適正な料金プランを選ぶことが可能です。
またデータ通信量が多い方なら、自宅などの固定回線(Wi-Fiなど経由)を利用することで料金の節約を図ることもできます。
スマートフォンのデータ通信について
スマートフォンでインターネットなどを利用する場合、データ通信は携帯電話会社の回線(モバイル回線)以外にも自宅などの固定回線(Wi-Fiなど経由)も利用することができます。
それぞれの回線には以下の特徴があります。
回線ごとの特徴
利用できる場所 | 料金 | |
モバイル回線(携帯回線) | 範囲が広い(外出先でも可) | 主に従量制(やや高い) |
固定回線(光回線など) | 限定される(機器の設置場所) | 無制限(定額) |
モバイル回線は外出先など場所を選ばずに使えて利便性が高いのですが、定額の固定回線などと比較すると料金はすこし高めです。
月々のデータ通信量が多い方や携帯電話以外の機器でもネットを利用される場合は、固定回線を併用することで料金の節約につながる場合もあります。
※固定回線(光回線など)の月額料金は別途必要。
本体設定からデータ通信量を確認
一か月間で利用した高速データ通信量(モバイル通信)は、各通信会社の契約者ページから確認できます。
若干誤差は生じますが、スマートフォン本体の設定からも確認可能です。
※iPhoneは累積のデータ通信量が記録されるので、一か月分のデータ通信量を計測する場合は、事前に一度「統計情報のリセット」を実行しておく必要があります。
iPhone
[設定]->[モバイル通信] 現在までの合計
※計測前に統計情報のリセットが必要
データ通信量の確認画面(iPhone)
Android
[設定]->[ネットワークとインターネット]->[モバイルネットワーク] ※(->[アプリのデータ使用量])
データ通信量の確認画面(Android)
Wi-Fiでの通信量
Android端末の場合、Wi-Fiなどでの通信量も確認できます。
[設定]->[ネットワークとインターネット]->[インターネット]->[モバイルデータ以外の通信量]
固定回線や料金プランの選び方
外出先でのデータ通信(モバイル回線の利用)が多い場合、自分が利用している一か月のデータ通信量に合わせて携帯電話の料金プランを選ぶと無駄がありません。
場所を選ばずどこでも使える利便性の高さが、モバイル回線(通信)の最大のメリットです。
ただ自宅など決まった場所での利用が多い場合は、固定回線(光回線など)を契約して携帯電話の料金プランは小容量のプランを利用するといった組み合わせも考えられます。
月額料金※ | メリット | |
携帯電話の無制限プラン | 約7,000円から8,000円 | 外出先でも無制限でつかえる利便性 |
固定回線+小容量プラン | 約6,000円前後 | 回線の安定性・他の機器も接続しやすい |
※各種割引などの適用前
特に自宅でテレワークなどに利用される方であれば、固定回線(有線)の安定性や容量無制限の使い勝手の良さも魅力です。
最近はスマートフォンだけでなく家電などもネットに接続する機会が増えているので、使い方に合わせて契約する回線を検討してみてください。